がん患者に対して家族はどのように接するべきか、悩まれている方に読んでいただきたいQ&Aです。
父親が、がん患者です。家族は患者にどのように接し、なにをするべきでしょうか?
NPO法人5yearsのウェブサイトには、ご登録者(がん患者、家族)から質問・相談を受ける公開質問「みんなの広場」があります。
「みんなの広場」は、投稿された質問に対し、他の登録者(がん患者、がん経験者、家族)が自身の体験をもとにコメントを寄せていく掲示板です。実体験に基づく体験情報なのでとても参考になると好評です。
当サイトでは、まだ5yearsに登録されていない皆さんへのご参考として、「みんなの広場」の一部をご紹介させて頂きます。
【質問】
こんにちは。
私の父が2週間前に別の症状で入院し、検査をいくつか受けた時に、胃がんが見つかりました。
他の所にも転移している可能性があり、もし本当に転移していればステージ4になるそうです。
セカンドオピニオン後、化学療法を始めます。
私も聞いたときはだいぶ気持ちが沈み、ボーッとしているか泣いているかでしたが、少し落ち着いて考えられるようになりました。
家族としてどうすべきかなどをネットで探していますが、実際当事者にとって何をしてあげれば良いのか、どんな生活をしていれば改善していけるのかがよく分かりません。
ご経験者の皆さま、アドバイス頂けると助かります。
どうぞ宜しくお願い致します。5years事務局掲載
2017-08-02 14:19:38
5years登録者のコメント(17件)
はな 5yearsプロフィールへ
2017-08-03 20:54:18
お気持ちお察しします。弟のすい臓ガンが見つかってからの1年8ヶ月は本当に大変な毎日でした。
副作用で味覚障害が酷かったので、食べられるものを探すのも家族の役目でしたね。本人は入院していましたので。あれこれ考えては運びました。お父様は在宅でしょうか?まずは食べないと体力が持ちません。でも本人は食べられないという状況が続きました。栄養のことは大事ですが先ずは口にしないと…これからの化学療法のことを考えると家族のかたの大きな協力が必要になると思います。
そして気持ちのもちよう。本人の前では私たちは泣きませんでした。なるべく明るい話を見つけて普通に接しました。本人も家族に泣かれるのは辛いと思ったのです。これはでも難しいですよね。弟の病室を出て泣いたことは数知れずです。
どうか、これからの長い闘病生活を見守る御家族さまも体調管理をよくされて、良くなる日まで寄り添っていかれますようお祈りしています。とりとめもなくすみません。
お散歩カエル 5yearsプロフィールへ
2017-08-04 00:15:51
お散歩カエルと申します。
乳ガンステ―ジⅣの患者本人です。
私は、独身で、質問者さまとの状況は違うかと思いましたが、入院中に思ったことを、お伝えしたくて書いてます。
入院してしばらくは、生死の境をさ迷い、体調のすぐれない日々でした。
毎日のように両親が顔を見に来てなにするでもなく、一緒にテレビ眺めてしゃべって帰って行く。それだけで、ありがたかったです。
体調が安定した頃に、私からお見舞い定休日を提案しました。
まずは、高齢の親ですから、身体を休めて欲しがった。
私のお見舞いに来ることで普段の生活や趣味の公民館での教室通いを休んでいたから、普段通りに畑の世話や趣味の時間を取り戻して欲しかったからです。
長い療養生活になるだろうし、気分転換や休息がなければ、お互いしんどいなと持たないなと思いました。
最初はブツクサ言われましたけど、少しづつ日常の生活を取り戻して、美容院の予約をしうれしそうに話す母や、畑に植える野菜の苗の相談話をしてるのを見て安心しました。
私のためだけに、時間を使ってもらったら、もったいないなと思ってたの。
私は、一人暮らしで両親が一緒にいる状況の方が非日常でしたが、病気にならなかったらもてなかった時間だなと思いました。
家族や友人、職場の仲間。顔を見に来てくれて、たわいもない話をして、仕事の愚痴や上司の悪口とかで一緒に怒ったり笑ったり。
それだけで、満たされました。
何かしなければと、思われるお気持ちお察しします。今も、色んなことを考えて、ネット検索なさっていらっしゃるかな?
いつものあなたが会いに来てくれる、例えばメ―ルでのやりとりだけですら、思いは伝わり満たされたのよ。と、お伝えしたかったのです。
それと、手当てとよく言いますが、人の手にはパワーがあるんだなと、とても感じました。握手って凄いなと。
的外れな回答になってたら、ごめんなさい。
暑い日が続いてます。気候も極端な雨や台風が心配です。
お父様も、見守るご家族の皆様も、体調とか交通安全とか天候に気をつけて、心穏やかに日々を過ごせますようお祈りしてます。
紗也 5yearsプロフィールへ
2017-08-06 19:38:33
はじめまして。
紗也と申します。
私の母が胃がんで胃を全摘出しました(化学療法は行なっていません)。
質問者さまのお父さまは化学療法を行なわれるとのことなのでお役に立てるかわかりませんが、私が行なったこと、役立ったこと、こうすればよかったなどの課題などお伝えします。
母は退院後、味覚が変わり、匂いにも敏感になりました。
食事量もぐっと減りました。
匂いの強いものを使用するのを控え、彩りを考え、料理の盛付けは大きめのお皿・器に少量盛付けて、見た目から「食べたい」「これなら食べられる」と思ってもらえるように心掛けました。
しかしそうは言っても、実際出された食事を全量食べられるかといえば話は別です。
お父さまに気付かれないように、お父さまのお箸の進み具合などを注意しながら見て、もう食べられないのかなというサインが見られたら「食べられるだけにしておいて大丈夫だよ」などの、残して申し訳ないと思われるお父さまの気持ちを軽減させる声かけをしてみてください。
食事がほとんど摂れず、著しく体力の低下が見られた時に母は近所の内科で連日点滴をしてもらっていました。
手術や化学療法などを行なう病院ではこのような理由での点滴で通院は難しいケースもあると思いますので、近所の内科にかかるための診療情報提供書(紹介状)をもらっていると安心かと思います。
質問者さまは他のご家族さまと一緒にお父さまを支えられるのでしょうか?
そうでしたら、ご家族とはいえ個々それぞれにお父さまを支えられるということの捉え方、価値観の違いがあると思います。
ご家族さまがそれぞれ違う方向・方針の支援を受けるとお父さまは戸惑うかもしれません。
一度ご家族さまでどのような方向・方針でお父さまを支えられるのか話し合いをしていても良いと思います。
お父さまは化学療法を受けられるとのことですが、こればかりは副作用などの辛さやしんどさ、苦しさはご本人にしかわからないと思います。
でも「わからない」で済ませるのではなく、わかろうとする気持ち、声かけ、態度全てをひっくるめた姿勢は大事だと思います。
病気、病気でない関係なく相手の立場になって、ということはとても大事です。
もしお父さまが苦しい、しんどいと訴えられた時に背中をさすれる状態であれば声かけをしながら背中を優しくさすってさしあげてください。
背中に触れらない姿勢の時は手に触れる、でもかまいません。
タッチセラピーは効果があります。
介護や医療の現場でも取り入れられています。
インターネットで胃がん、化学療法などを検索するとたくさんの情報が溢れていますが、情報過多は時に不安を感じるものです。
私の場合、母はインターネットをしません。
しかし母も母なりに知りたい情報があるようでよくいろんなことを聞いてきましたし、今も聞いてきますが、私が検索して母にとって不安を与えてはいけないなと判断した情報は伝えていません。
そのような時は「いろんな説があってどれが正解かわからないから次回診察の時に先生に聞いてみよう」などの対応をしています。
患者さまはお父さまですが、患者の家族も第2の患者です。
これが正直一番私は辛かったです。
お父さまを支えられながら質問者さまも気分転換してくださいと言葉で言うのは簡単ですが、支える側の人の身体面も精神面も健康でないと、と痛感しました。
長々と、また、質問者さまが求めておられることと異なることを言っていたらすみません。
お父さまがお元気になられること、ご家族さまの健康を祈っております。
よーよー 5yearsプロフィールへ
2017-08-07 23:37:52
はなさん
コメントありがとうございます。先日PET検査を受けて近々結果が出るところです。他の所への転移がなければ手術が出来て、転移があれば抗がん剤治療になるようです。抗がん剤治療になると初日に点滴をしてその前後1日は入院になり、その後は在宅での治療になります。
弟さんの副作用として味覚障害があったとのことでしたが、どのようにして食事(栄養)を摂っていたのですか?
何を見ても気の持ちようはかなり大事なようですね。本人が一番辛いので、僕たち家族は元気を与えられるようにしていきたいと思います。
よーよー 5yearsプロフィールへ
2017-08-07 23:47:36
お散歩カエルさん
コメントありがとうございます。
まずはいつもと変わらず接することが大事なのですね。決して安心できる状況ではありませんが、僕が生まれてからの中で今が一番家族の仲が良く、団結している気がしています。
人の手にはパワーがあるというのは、色々な方と握手をすることで元気をもらえたということですか?
よーよー 5yearsプロフィールへ
2017-08-08 00:01:39
紗也さん
コメントありがとうございます。
父は食べることが大好きな人なので食欲が無くなることは正直今は想像できませんが、もしそうなれば上手いこと気を配れるように今から考えていきたいと思います。
母と僕の家族と妹家族を中心に支えていきますが、確かにみんなバラバラのことを言うと本人も戸惑ってしまいますよね。
今は何か提案などあれば、本人の一番近くにいる母に一度話すようにしています。
ネットには自分も不安になってしまうことも書いてあることがあるので、そこは都合の良いように見ています。
自分も元気でないと父を支えていけないので、自分の健康管理もしっかりしていきたいと思います。
お散歩カエル 5yearsプロフィールへ
2017-08-08 02:17:39
よ―よ―さま
こんばんは
人の手にパワー・・・紗也さまが書かれていらっしゃるタッチセラピーという言葉を初めて知りました。
痛みにのたうちまわる状態の時に、痛みのある場所をさすってもらうと痛みが軽くなり、心が安らぎました。
不安になったとき、背中や肩に添えられた手が、大丈夫だよと心を支えてくれました。
パニックになり、呼吸困難になったとき、暴れてしまったとき、看護師さんが声をかけながら、ゆっくり背中をトントンと叩いてくれて、だんだん安心して、トントンのリズムに呼吸を会わせてたら、パニックから戻ることができました。
お見舞いに来てくれた、友達や職場の人達。病室に来たときに、大丈夫?と手を握ってくれて、帰るときに、また来るよ!がんばれ!待ってるよ!と握手してくれて、その力強さと暖かさに勇気が出ました。
普段、職場の人達と握手ってしないものね。すこし、照れました。
これが、入院してたとき、私の感じた、手のパワーです。
うまく、表現できなくてごめんなさい。
結果待ちとのこと、ご心配ですね。
まだまだ、暑さも厳しいですから、お父様もよ―よ―様たちご家族のみなさんも、熱中症や夏バテにならないようご自愛くださいね。
よーよー 5yearsプロフィールへ
2017-08-08 23:08:35
お散歩カエルさん
ありがとうございます。それがタッチセラピーということなのですね。よく考えてみると最近父親に触れることはなかったので、自然な感じで触れられるようにしていきたいと思います。
質問ばかり申し訳ありませんが、食生活でこれを食べたり飲んだりを続ければガン細胞に対抗していけるというようなものはありますでしょうか?
お散歩カエル 5yearsプロフィールへ
2017-08-09 08:37:46
おはようございます。
大人になって、両親に触れること確かにないですね。私が病気になって、痛いときさすってもらったりした時に、子どもの頃を思い出しました。
私は、○○が癌に効くとかの知識は持ち合わせてなくて、ご希望にそえるかいとうではないかもしれないですが、私の経験を書いてみます。
私は、癌の診断を受ける前、2月末に顔面神経麻痺(ベル麻痺)になり治療していました。一時期よくなったものの、物が二重に見えるようになり、麻痺がひどくなり飲食が飲み込めない状態になりました。いま、振り替えると顔の目から頬のあたりの頭蓋骨に骨転移していますので、その影響が強く出始めたのだと思います。
入院してしばらくは、飲み物すら、飲み込むのがツラく、肺炎で血痰がでていましたが、それもうまく出せない状態でした。
栄養は点滴での補給となり、エンシュアという栄養補給の飲み物が処方されましたが、1日かけても半分も飲めない。病院の食事は食べられずに下げてもらう日々で精神的にもまいりました。
看護師さんやヘルパーさんが、食事を持ってきたときと下げるときに『無理せずに、食べられるだけでいいよ。残しても大丈夫だからね。』と言っていただき救われました。
食べられるようになった時に、『良かったねぇ。食べられるようになったね』とか、『完食できたね、私もうれしいよ』など言ってもらえると励みになりました。
食事を取れなくなり、肺炎と高熱でほとんど寝たきりになり、目に見えて筋肉はなくなり、身体は痩せていくのに、食べられない飲めないのは本当につらかったです。 これじゃ癌に勝てない!!とか考えて焦りました。
残すことへの、罪の意識がありそれもつらかったです。そんなときに『食べられるものだけで、いいよ。残しても大丈夫』という周りの声かけで救われました。
退院したいまも、麻痺と顎のずれがあります。噛めなかったり、食べ物が口からこぼれたり、麺類がすすれなくて食べられないなど、あります。
顔の転移の場所が痛くて食べたくない!時もありますし、抗がん剤副作用なのか、味覚のおかしなものもありますし、お腹の具合悪くて食べたくない日もあります。
そんなときは、畑のゴ―ヤとバナナなどをミキサーで混ぜてジュースにしたものや、米麹でつくった甘酒を飲んだりします。甘酒は飲む点滴とも言われますよね。入院中には、甘酒の存在忘れてましたので、入院中食べられなかった時に、甘酒よかったかも?と思います。材料が米麹と酒麹があります。米麹がオススメです。
身体にいいものを取れてる!大丈夫!と自分が思えるものを口にするだけで、気持ちは楽になれたように思います。
看護師さんや主治医の先生から、カロリー摂取できてくちあたりもよく、食欲なくても食べやすいということで、アイスクリームを進められました。私は牛乳アレルギーなので食べられなかったのですが、食欲なくてもアイスクリームならたべられそうですね。
口から食事や飲み物をとれることが、どんなにしあわせなことか、身にしみております。
いまも、なかなか体重が増えなくて困ってます。
よ―よ―さまの望む回答にはなってないかもしれませんね。ごめんなさい。
もし、飲食ができなかったりツラくなったりしたときの参考になればと思います。
Aki 5yearsプロフィールへ
2017-08-09 09:47:52
よ-よ- さん はじめましてAkiと申します。
父の息子として、息子を持つ父として・・
>今は何か提案などあれば、本人の一番近くにいる母に一度話すようにしています。
>>とても良いと思います。
役割(配役)分担が必要かと思います。
父からすると、息子には一族を託すわけですから、しっかりしている姿を見て安心したい。
感情的な看病はなるべく女性陣に受け持っていただき、自分は必死に「デン」と構えて!
自分より辛い お父様の奥様であるお母様への心配りを最優先で!
>ネットには自分も不安になってしまうことも書いてあることがあるので、そこは都合の良いように見ています。
>>不安になる事があったら、専門家(医療関係者)や実経験者の話を聞き、
望ましくない事柄から逃げるのではなく、事前に解消できる策を見出す方向で!
>自分も元気でないと父を支えていけないので、自分の健康管理もしっかりしていきたいと思います。
>>本当にその通りです。
私は先週父を亡くしました。最後まで私の身体(私の病気は知らせていなかったのですが・・)を心配し、「自分の年齢より長生きしろ」がいつも見舞い時帰る時の言葉でした。
また、私自身も抗がん剤の副作用抱えながらも、仕事で家庭を支える妻の代わりに、骨折した息子の心配と通院に付添ってます。
健康で明るくしっかりとした
一族のリ-ダ-の姿を見せてあげてください。
・・・あと、見舞い時に父が喜んだ話題は・・
①子供の頃の家族旅行の思い出話 楽しかった事もそうではな話も
~からの 元気になって (秋に)行こう・・
等、具体的な時期を想定して、XXの紅葉より道して観よう や XXが美味しいんだよね~
②本人の好きな(仕事でも趣味でも)事についての話。
以前に何度か聞いたような話をわざと振って、初めて聞く感じで!
暑いので、ご自身 お母さま ご家族皆様体調に気きをつけて
よーよー 5yearsプロフィールへ
2017-08-09 23:29:35
お散歩カエルさん
いやいや、とても参考になりました。ありがとうございます。周りの人が気遣いの言葉をかけたり、気配りをしていくことはやはり大事ですね。
米麹の甘酒は何年か前から自家製で飲み続けているみたいなので、これは続けていきたいですね。
今日検査の結果が出て肝臓への転移があったため、抗がん剤治療で進むことになりました。
当初は他にも3箇所くらい転移の疑いがあったのですが、とりあえず前向きに肝臓だけで良かったと家族みんな思えています。
アドバイスを参考に一緒に戦っていきたいと思います!!
よーよー 5yearsプロフィールへ
2017-08-09 23:39:21
Akiさん
初めまして。コメントありがとうございます。
確かに僕が望ましくない事から逃げていてはいけませんね。色んなことを知った上で、どうしたら解消できるかを考えていきたいと思います。
自分も2歳になる子供がいて、自分が小さい時父親にこうしてもらったなぁ、どこどこに連れて行ってもらったなぁ、と思い出すことが増えてきました。
このようなことを父親に話し、昔を思い出してもらいながら未来への希望をもっと持ってくれれば一番いいですね。
とても為になりました!ありがとうございます。
ひで 5yearsプロフィールへ
2017-08-10 11:25:03
初めまして。ひで と申します。夫が患者です。
「抗がん剤」の治療が決まったのですね。
副作用、調べれば調べるほど、人によっても体調によっても違うので、始まる前は不安にかられますよね。
よくある副作用の味覚障害には「うがい薬」が効果があるそうです。
「十全大補湯」など抗がん剤の副作用を軽減する漢方薬などもあるので、先生に相談してみて下さい。
うちの夫は散歩を日課にしました。今は猛暑なので早朝に近所を一緒に歩きます。
お父様に必ず誰か付き添って、無理のない範囲で歩かれてはいかがでしょうか?
他に、簡単な日記も役に立ちました。私が書きました。
その日の食事内容、散歩の歩数、便の状態。
加えて体調を数字(例えば1〜5の5段階など)やマーク(○×△など)で置き換えて、
前日より良かったか悪かったかをわかるようにしておくと、だんだん傾向と対策が見えてきましたよ。
家族は患者に寄り添って、一緒に乗り越えることが一番大切な気がします。
いっぱい話して、いっぱい笑って下さい。
ご家族の皆様も、どうかお体にお気をつけ下さい。
よーよー 5yearsプロフィールへ
2017-08-11 01:11:34
ひでさん
初めまして。コメントありがとうございます。
抗がん剤治療が始まって本人にどういう症状が出るか分かりませんが、とても参考になりました。
体力も落ちてきているみたいなので、一緒に散歩もいいですね。
僕はなかなか毎日一緒にはいられないので簡単な日記を母に提案してみます。
これからもいっぱい笑っていきたいと思います。
Ichiko 5yearsプロフィールへ
2017-08-23 13:38:33
よーよーさん、
はじめまして、Ichikoです。 夫が骨肉腫で昨年6月から今年の2月まで化学療法のため入院していました。そして、先週、定期検査で肺への転移が見つかりました。医師からは今後のことのオプションをいくつか聞かされ、もう一度化学療法を受ける道を選んだところです。
実家も遠いため、夫の世話ができるのは私だけです。
入院中の夫が私に頼んできたことは、①出来るだけ毎日顔を見せて欲しい、②食事を一人で食べたくないので夕飯の時はそばに居て欲しい、でした。なので、台風でいけなかった2日以外、毎日病院に通いました。
また、抗がん剤で食欲が無くなってくると、病院食(特に魚)は見たくも無かったようで、その都度色々聞いて、コンビニでサンドイッチとか食べれそうな物を届けました。抗がん剤治療は健康な私たちではわからない程、体力が落ちるので、兎に角、のどを通るものを・・・との思いでした。
私は子供も無く、仕事もしていないので夫の事に集中することが出来ましたが、そんな中でも心掛けていたのは、1日たとえ1時間だけでも良いから自分の事だけを考える時間でした。私の場合は、ヨガに1時間行って自分の体と向き合うということでしたが・・・ご家族の皆様も気持ちを切り替える時間を持てると、また、頑張る気力がわいてくると思います。
神様からもらった大切な時間、今まで以上に、皆さんで、いっぱいお話して、頑張ってください。
(コメントのタイミングが遅れてすみませんでした・・・)
よーよー 5yearsプロフィールへ
2017-08-27 23:08:46
Ichikoさん初めまして。
コメントありがとうございます。
長い期間入院されていたのですね。その間Ichikoさんも2日以外病院に通われていたのは、旦那さんにとってすごく頼もしいと思います。
食欲がない状態の時はとりあえず何かしら食べれるものを食べた方が良いのですね。
確かにずっと張り詰めて周りも疲れると気力も持たなくなってしまいそうですね。
いよいよ来週から抗がん剤治療が始まるので、どういう症状が出るか分かりませんが家族全員でサポートしていきたいと思います。
FIT393 5yearsプロフィールへ
2017-09-04 23:12:22
こんにちは。
治療に於いて一番大事だと思ったのは、医師との信頼関係でした。
信頼関係、というと、どうしても自分勝手な基準を持ってしまいます。
それは「自分の望み通りのことをしてくれる人」というものです。
医者と共通の認識を持って、共通の手段を信じること、ということでしょうか?
残念ながら、がん治療には特効薬は無く、治療にも完全はありません。ですが、患者や家族からすると、どうしても完治のみをマジックのように出してもらえないか?と考えてしまいます。
医者は、そのように思われていることを知っています。
ですが現実は、出来ないこともたくさんあって、出来ること、効果があることを試していくという治療です。
よく野球に例えるのですが、ピンチの場面に、王貞治やイチローをもらうようなものです。
王貞治はホームラン王ですが、彼の生涯打率は3.05割です。
これは、逆さに言えば10回打席に立って7回はアウトです。
ですから、王貞治が3人居れば、おそらくどこかでヒットを打つ確率は上がります。
がんの治療は、そんな感じだと思います。
だから、打てなかったバッターを責めるのでは無く、次のバッターに託す・・・
そんな繰り返しです。
これを、医師は「ヒットにならないかも知れない」と言えるかどうか?
その関係を持つと、医師は色々な詳しいことまで喋ってくれるはずです。
まずは、おそらく標準治療(ガイドライン)に沿った治療を提案してくると思います。
ネットでダウンロードできますから、それらを熟読して、医師とのコミュニケーションが取れるようになって下さい。
その心強さは、お父様にも必ず伝わると思いますよ。
そうすることで、安心して治療が出来るようになると思います。
お大事に。
【所感】
私は、かつてがん患者(精巣腫瘍)でした。また、30年近く前のことですが、母親が乳がんを患い、当時、がん患者の家族でした。
今回のご質問者と寄せられたコメントを読んで、納得する部分がとても多かったです。
患者本人と家族の間には意識のギャップがある時があります。
「何かしてあげたい」「力になりたい」と思う家族。
「神の手」のような医師を探そうとしたり、「秘密の即効薬」を追い求めたり、一瞬でがんという問題を解決できる方法はないものかと考え、探し、時には、手を出してしまう家族もいます。
しかし、患者が求めているのは、そんなことではなく、ただ近くにいてほしい、普通にしていてほしい、そんなことが多いのではないでしょうか。
私は、自身のがん体験を通じて寄せられた回答の多くに共感しました。
この記事の著者
大久保 淳一(5yearsプロフィール)
日本最大級のがん患者支援団体 NPO法人5years理事長、本サイト(ミリオンズライフ)の編集人。
2007年、最終ステージの精巣がんを発病。生存率20%といわれる中、奇跡的に一命をとりとめ社会に復帰。自身の経験から当時欲しかった仕組みをつくりたいとして、2014年に退職し、2015年よりがん経験者・家族のためのコミュニティサイト5years.orgを運営。2016年より本サイトを運営。
現在はNPO法人5years理事長としてがん患者、がん患者家族支援の活動の他、執筆、講演業、複数企業での非常勤顧問・監査役、出身である長野県茅野市の「縄文ふるさと大使」として活動中。
>>新聞、雑誌、TV等での掲載についてはパブリシティを参照ください。
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