【がん経済】肝臓がん、悪性リンパ腫 石川廣司さん(治療費 保険、他)

肝臓がん ステージ3、悪性リンパ腫の治療にかかった費用と保険等でカバーされた金額の記事です。

基本情報

名前: 石川廣司さん >>5yearsプロフィール
年代: 70代、男性
病名: 肝臓がん、悪性リンパ腫
病理: 悪性リンパ腫(濾胞性(ろほうせい)B細胞型非ホジキンリンパ腫)
進行: 肝臓がん(ステージ3)
発症年月: 2010年10月
発生時年齢:64歳
受けた治療: C型肝炎の治療(瀉血(しゃけつ)、薬「ウルソ」、ペグインターフェロン、リパビリン)、肝臓がん(肝細胞癌切除術、ラジオ波焼灼術、肝動脈化学塞栓(そくせん)術)、悪性リンパ腫(抗がん剤治療(リツキサン、ベンダムスチン、R-CHOP)
    
治療期間: 2010年10月~2018年4月
経過:  肝臓がん(再発を含め6回)、悪性リンパ腫(再発を含め3回)
合併症:
職業: 年金受給
生命保険会社:第一生命保険

がん治療にかかった費用と保険、手当、助成金等でカバーされた金額

治療費:合計約300万円

通院費・入院費併せて(タクシー代等諸経費は別)

【通院費】抗がん剤投与月及び検査費が高く、年平均20万円は超えている。
昨年より70歳になりましたので、月限度額が14,000円になりました。

【入院費】合計額 1,272,000円

第1回目肝臓がん検査入院 82,000円
第2回目肝細胞がん切除入院 167,000円
第3回目悪性リンパ腫入院 82,000円
第4回目C型ウイルス入院 97,000円
第5回目肝臓がんラジオ波焼灼 128,000円
第6回目悪性リンパ腫入院 125,000円
第7回目肝臓がんラジオ波焼灼 109,000円
第8回目肝臓がん肝動脈塞栓術 135,000円
第9回目肝臓がんラジオ波焼灼 88,000円
第10回目肝臓がん肝動脈塞栓術 101,000円
第11回目悪性リンパ腫入院 158,000円

保険金・給付金:合計額 1,912,000円

第1回目肝臓がん検査入院 104,000円
第2回目肝細胞がん切除入院 432,000円
第3回目悪性リンパ腫入院 144,000円
第4回目C型ウイルス入院 104,000円
第5回目肝臓がんラジオ波焼灼 112,000円
第6回目悪性リンパ腫入院 72,000円
第7回目肝臓がんラジオ波焼灼 232,000円
第8回目肝臓がん肝動脈塞栓術 248,000円
第9回目肝臓がんラジオ波焼灼 128,000円
第10回目肝臓がん肝動脈塞栓術 192,000円
第11回目悪性リンパ腫入院 144,000円

加入されていた生命保険会社と保険内容

第一生命保険株式会社 医療特約入院保険金
入院して4日間は給付金が付きませんが、5日目より8,000円/日が付きます
手術給付金として、ひとつの手術につき8~32万円付きます。

助成金・補助金等:0円

◆2011年2014年から2017年の5年間の入院費と通院費の合計額が分かりましたので、参考に書いておきます。但し調剤薬局費は含まれません。

2011年 入院費と通院費の合計額 391,000円 日大板橋病院
2014年 通院費の合計額 104,000円 順天堂練馬病院 がん発症なし
2015年 入院費と通院費の合計額 657,000円 順天堂練馬病院
2016年 入院費と通院費の合計額 298,000円 順天堂練馬病院
2017年 入院費と通院費の合計額 387,000円 順天堂練馬病院

>>石川廣司さんの「ストーリー(がん闘病記)」はこちら

>>石川廣司さんの「インタビュー」はこちら

取材:大久保淳一

この記事の著者

(5yearsプロフィール)

日本最大級のがん患者支援団体 NPO法人5years理事長、本サイト(ミリオンズライフ)の編集人。
2007年、最終ステージの精巣がんを発病。生存率20%といわれる中、奇跡的に一命をとりとめ社会に復帰。自身の経験から当時欲しかった仕組みをつくりたいとして、2014年に退職し、2015年よりがん経験者・家族のためのコミュニティサイト5years.orgを運営。2016年より本サイトを運営。
現在はNPO法人5years理事長としてがん患者、がん患者家族支援の活動の他、執筆、講演業、複数企業での非常勤顧問・監査役、出身である長野県茅野市の「縄文ふるさと大使」として活動中。
>>新聞、雑誌、TV等での掲載についてはパブリシティを参照ください。
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