すい臓がん(膵体部癌) ステージ4の治療にかかった費用と保険等でカバーされた金額の記事です。
基本情報
名前: 池田実さん >>5yearsプロフィール
年代: 70代、男性
病名: 膵体部癌
病理: 腹腔動脈、脾動脈周囲、神経叢、脾動脈への直接浸潤、脾前方被膜浸潤、後腹膜浸潤、門脈浸潤、リンパ節転移2/15、他臓器転移-なし
進行: 進行性すい臓がん ステージ4a
発症年月: 2012年8月
発生時年齢:69才
受けた治療: 手術「遠位側膵切除(脾合併切除)、腹腔動脈幹、門脈合併切除」、抗がん剤治療(ジェムザール)合計11クール
がん治療にかかった費用と保険、手当、助成金等でカバーされた金額
治療費:619,040円
2012 | 千葉徳洲会病院 | 10,550 |
2013 | 千葉徳洲会病院 | 533,730(高額医療費適用) |
2014 | 千葉徳洲会病院 | 24,400 |
2015 | 千葉徳洲会病院 | 31,310 |
2016 | 千葉徳洲会病院 | 19,060 |
合計 | 619,040円 |
保険給付金等: 0円
加入されていた生命保険会社と保険内容
生命保険は満期後のため なし
「いま振り返ると、60歳以降も保証される生命保険に加入しておけばよかったと思いました。私は若い時に、とても健康だったので、生命保険に関する意識が高くありませんでしたが、がんになり、どんなに元気な人でも病気になり得るし、元気を自負する人ほど病気に気を付けた方がいいと思います。
そういう点では、何歳になってもカバーされる保険に入っていると良いと思いました」
また、現在、多くのがん適応の保険が提供されていますが、その中の先進特約でカバーできる先進医療の適応範囲が異なるようです。例えば、免疫療法が先進医療に含まれる保険とそうでない保険があるようです。その当たりも注意されると良いと思います。
助成金・補助金等:0円
この記事の著者
大久保 淳一(5yearsプロフィール)
日本最大級のがん患者支援団体 NPO法人5years理事長、本サイト(ミリオンズライフ)の編集人。
2007年、最終ステージの精巣がんを発病。生存率20%といわれる中、奇跡的に一命をとりとめ社会に復帰。自身の経験から当時欲しかった仕組みをつくりたいとして、2014年に退職し、2015年よりがん経験者・家族のためのコミュニティサイト5years.orgを運営。2016年より本サイトを運営。
現在はNPO法人5years理事長としてがん患者、がん患者家族支援の活動の他、執筆、講演業、複数企業での非常勤顧問・監査役、出身である長野県茅野市の「縄文ふるさと大使」として活動中。
>>新聞、雑誌、TV等での掲載についてはパブリシティを参照ください。
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