【がん経済】大腸がん(S状結腸がん) 肝転移 森島俊二さん(治療費 保険、他)

S状結腸がんの治療にかかったお金と保険などでカバーされた金額に関する記事です。

基本情報

名前: 森島俊二さん >>5yearsプロフィール
年代: 40代、男性
病名: S状結腸がん
進行: ステージ3a→ステージ4、肝転移
病理:
発症: 2007年7月(37歳)
治療: 外科手術(4回)、抗がん剤治療(UFT, FOLFOX+パニツムマブ、FOLFIRI+ゼローダ、FOLFIRI+TS-1、FOLFIRI+アバスチン)
期間: 2007年7月~現在
合併症:黄疸、胆管炎、胆のう炎
職業: 会社員
生命保険会社:ジブラルタル生命(三大疾病) がん保険には入っていませんでした。

治療費: 350万円程度

会社の健康保険組合により、1ヶ月分の1診療科での上限が決まっている(入院と通院)ので、どんなに治療費(3割負担)がかかっても3ヶ月後には、上限分を差し引かれた額が戻ってくる。
その他には、交通費、鍼灸代などあり(これは組合の支給とは別です。ただし確定申告には使えます)

保険給付金等: 400万円程度(がん診断一時金、手術、入院)

がん診断一時金は、死亡保障の額から差し引かれていた。(例えば1,000万円が900万円になっていた)
がん保険には入っていなかった。(40代になってからと思っていた)通院補償や抗がん剤特約もなし。(今思えばがん保険には加入しておけばよかった)

加入されていた生命保険会社と保険内容

ジブラルタ生命(三大疾病)

助成金・補助金等

休職中は傷病手当金が給与の8割程度が支給。(連続18ヶ月まで)組合によって違うかもしれません。

>>森島俊二さんの がん闘病「ストーリー」記事はこちら

>>森島俊二さんの「インタビュー」記事はこちら

取材:大久保淳一

この記事の著者

(5yearsプロフィール)

日本最大級のがん患者支援団体 NPO法人5years理事長、本サイト(ミリオンズライフ)の編集人。
2007年、最終ステージの精巣がんを発病。生存率20%といわれる中、奇跡的に一命をとりとめ社会に復帰。自身の経験から当時欲しかった仕組みをつくりたいとして、2014年に退職し、2015年よりがん経験者・家族のためのコミュニティサイト5years.orgを運営。2016年より本サイトを運営。
現在はNPO法人5years理事長としてがん患者、がん患者家族支援の活動の他、執筆、講演業、複数企業での非常勤顧問・監査役、出身である長野県茅野市の「縄文ふるさと大使」として活動中。
>>新聞、雑誌、TV等での掲載についてはパブリシティを参照ください。
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