子宮体がん(子宮内膜がん)・卵巣がんステージ1の治療にかかった費用と保険等でカバーされた金額の記事です。
基本情報
名前: 大山志乃香さん >>5yearsプロフィール
年代: 40代、女性
病名: 子宮体がん(子宮内膜がん)・卵巣がん
病理: 子宮・卵巣共に類内膜腺癌
進行: 子宮・卵巣共にステージ1a期
発症年月: 2015年4月
発生時年齢: 43歳
受けた治療: 手術(腹腔鏡下子宮全摘術+両側付属器切除+骨盤リンパ生検)
抗がん剤治療(TC療法 パクリタキセル ガルボプラチン)
治療期間: 2015/04 〜2015/12
合併症: 特に無し
職業: 会社員
生命保険会社: 東京海上日動あんしん生命/全労済
がん治療にかかった費用と保険、手当、助成金等でカバーされた金額
治療費(検査を含む):533,560円
告知前の検査から経過観察に入る前まで | 合計311,860円 |
経過観察の通院(2018年1月現在) | 合計71,700円 |
卵巣欠乏症を抑えるために、術後から漢方医院に通院中 | 合計150,000円(漢方薬代含む) |
保険給付金等: 2,252,000円
東京海上日動あんしん生命 | |
医療保険 入院給付金+女性疾病給付金+手術給付金 |
合計370,000円 |
がん治療支援保険 診断給付金+入院給付金+手術給付金+通院給付金 |
合計1,720,000円 |
全労済のこくみん共済 | |
医療保険 入院共済金+手術共済金 |
合計162,000円 |
私の場合、手厚い生命保険に加入していたため、治療費よりも保険給付金の方が多く、特に女性特有疾病の特約を付けた保険に加入していたことで、とても助かりました。
仕事を続けながらの治療でしたが、入院中は有給休暇があまりなかったので、傷病休扱いとなり減額給与でした。収入減の影響も大きく、とても不安でしたが、がんの診断給付金が手術前に入り、生活費に充てることができ、経済的に助かり安心して治療に臨めました。
まさか、自分ががんを患うとは思ってもいませんでしたが、がんを罹患したときに給付される保険に加入していたことは運がよかったと思っています。
加入されていた生命保険会社と保険内容
東京海上日動あんしん生命
医療保険 (入院手術を一生涯保障) 掛け金 33,355円/年 | 入院1日目から保障 (手術の種類によって日額の給付金が受け取れる) |
5,000円/日 |
女性特有疾病での入院時特約付 | 5,000/日 | |
がん治療支援保険 掛け金 35,869円/年 |
がんと診断確定された時の一時金 | 1,000,000円 |
がんで入院した時の保障 | 10,000円/日 | |
がんで手術した時の保障 | 200,000円 | |
がんで入院前後に所定期間内に通院した際の保障 | 10,000円/日 |
全労済
医療保険 掛け金1,600円/月 |
入院1日目から保障 | 6,000円/日 |
女性特有疾病の手術時の保障 | 60,000円 |
助成金・補助金等
会社からのお見舞金 10,000円
高額医療費申請→限度額適用認定証の手続きをしたので、病院での支払いはそこまで負担にならなかった
この記事の著者
大久保 淳一(5yearsプロフィール)
日本最大級のがん患者支援団体 NPO法人5years理事長、本サイト(ミリオンズライフ)の編集人。
2007年、最終ステージの精巣がんを発病。生存率20%といわれる中、奇跡的に一命をとりとめ社会に復帰。自身の経験から当時欲しかった仕組みをつくりたいとして、2014年に退職し、2015年よりがん経験者・家族のためのコミュニティサイト5years.orgを運営。2016年より本サイトを運営。
現在はNPO法人5years理事長としてがん患者、がん患者家族支援の活動の他、執筆、講演業、複数企業での非常勤顧問・監査役、出身である長野県茅野市の「縄文ふるさと大使」として活動中。
>>新聞、雑誌、TV等での掲載についてはパブリシティを参照ください。
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