炎症性乳がん(浸潤性乳管がん)ステージ3Bの治療にかかった費用と保険等でカバーされた金額の記事です。
基本情報
名前: 原田祐子さん >>5yearsプロフィール
年代: 50代、女性
病名: 炎症性乳がん
病理: 浸潤性乳管がん
進行: ステージ3B
発症年月: 2016年3月
発生時年齢:49歳
受けた治療: 抗がん剤治療(ハーセプチン、パージェタ、タキソテール)3クール、抗がん剤治療(ハーセプチン、パージェタ、ドセタキセル)5クール、放射線治療、抗がん剤治療(ハーセプチン)6クール
治療期間: 2016年5月~2017年4月
合併症:アレルギー反応
職業: 会社役員
生命保険会社:アメリカンファミリー
かんぽ生命
中小企業共済(中小企業経営者の関係者が加入)
がん治療にかかった費用と保険、手当、助成金等でカバーされた金額
治療費:約75万円
保険給付金等:2,141,000円
内訳
アメリカンファミリー | 1,715,000円 |
中小企業共済 | 186,000円 |
かんぽ生命保険 | 240,000円 |
加入されていた生命保険会社と保険内容
- アメリカンファミリー:一時金100万円、20日以上の入院で、1日あたり1万円と手術保険金 200,000円、在宅療養給付金 150,000円 その後半年間の通院保険金1日あたり 105,000円あり
- 中小企業共済:入院共済1日につき6,000円と手術保険金 30,000円
- かんぽ生命保険:入院5日目からの入院保険金165.000円と手術保険金 75,000円
生命保険には3つ加入していて、しかも手厚い保険に加入していたため経済的に助かりました。
私の場合、会社経営をしており、また、治療中も自宅で(可能な範囲の)仕事をしていたため、収入が途絶えてしまうようなことは無かったのですが、それでも生命保険の保険金・給付金が下りたことは、とても安心できました。
まさか、自分ががんになるとは想像もしていなかったのですが、お金の面で困るようなことにならず良かったと思います。
助成金・補助金等:0 円
この記事の著者
大久保 淳一(5yearsプロフィール)
日本最大級のがん患者支援団体 NPO法人5years理事長、本サイト(ミリオンズライフ)の編集人。
2007年、最終ステージの精巣がんを発病。生存率20%といわれる中、奇跡的に一命をとりとめ社会に復帰。自身の経験から当時欲しかった仕組みをつくりたいとして、2014年に退職し、2015年よりがん経験者・家族のためのコミュニティサイト5years.orgを運営。2016年より本サイトを運営。
現在はNPO法人5years理事長としてがん患者、がん患者家族支援の活動の他、執筆、講演業、複数企業での非常勤顧問・監査役、出身である長野県茅野市の「縄文ふるさと大使」として活動中。
>>新聞、雑誌、TV等での掲載についてはパブリシティを参照ください。
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